大根の栄養と健康効果

大根の栄養と健康効果

煮てもよし、サラダでもよし、擂りおろしてもよしの大根は普段の料理において大活躍している野菜です。健康効果もあってまさに欠かせない野菜です。



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大根の栄養と健康効果

ジアスターゼの効果


大根にはジアスターゼが含まれています。これにはでんぷん分解酵素が多く含まれています。それは、でんぷんに大根の汁を混ぜ合わせると分解が始まり糖に変わることからもわかります。


このようにでんぷんの分解を促進する消化酵素ジアスターゼは、アミラーゼとも呼ばれます。これによって胃腸の働きを補助し、消化不良などを解消したり、胃酸分泌のコントロールをして胃もたれ、胸やけを防止、抑制する働きをします。実際にジアスターゼが消化不良改善胃腸薬にも配合されているのです。


このジアスターゼは、大根の根の葉に近い部分に特に多くなっており、他にもやまいもなどの食品に多く含まれています。こうした食材を使っているおかずなら、主食となるご飯の消化を助けて、胃腸の負担を軽くするわけです。


更にジアスターゼは、消化不良からくる食欲不振の改善もするので、食欲増進という効果もあります。


ただし注意点はジアスターゼなど酵素というのは、加熱に弱いという弱点があります。従って、大根おろしや、やまいもをすりおろした「やまかけ」のように生で食べるのが一番効果的なのです。昔の人は経験からこうした知恵を生み出したのでしょう。


酵素は酸化しやすく、空気に触れると減少してしまうので、おろすのは食べる直前が理想的となります。


演技の下手な役者を「大根役者」と呼びますが、これは大根が決して食あたりを起こさない、つまり「当たらない・売れない」ということから、こう呼ばれるようになったとされています。


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